どうせ何かを使うなら、どうせ何かを作るなら、永く使えるものがいい。
それは“頑丈”ということではなく、たとえ壊れてしまったとしても、直して、また使っていくと言うこと。
そしてそれは、使った思い出とともに、直した思い出とともに、さらに愛情と想いを込めて、 親から子へ、子から孫へと、手渡され使われていく、・・・かもしれない。
けっして家具に限ったことではなく、人の生活に関わる全てのものがその対象なんだと思う。
しかし実際に手渡される、その幸せな瞬間は、製作者が知る由もなく、耳に届くはずもなく、ましてや誰が作ったかなんてことは、知る必要すらないこと。
でももし、万が一、大切に使われて、手渡されるそれが、自分の作った家具だったとしたら、 それこそが自分にとって、とても幸せな瞬間だということだけは、知っているんです。
普遍的なデザイン・美しく機能的であること
飽きられることのないデザインで、次の使い手に引き継げる、永く愛される商品でありますように
クラフトマンシップ
より良い製品になるよう、信頼する会社の担当者と共に、努めています
2009.09.01
“北欧”という言葉を今も耳にします。家具、雑貨の分野ではもはや当たり前なので、少し興味のある方なら家具はウェグナー、フィンユールなどの有名人を御存じのことでしょう。雑貨ではイッタラやマリメッコ、アラビアも北欧のブランドです。
この“北欧ブーム”は始まってから随分と時間が経っているので、すでに一過性のものとも思えませんが、それでも10年遡るだけで様子はまったく違ってきます。北欧のused家具、雑貨をきれいに直して販売されているような店舗さんに、今ほどの賑わいは無かったはずです。
北欧に中古家具を買い付けに行っているバイヤーさんの言葉を人づてに聞きました。今までの仕入ルートで商品を集めることが難しくなってきているそうです。北欧家具が売れるのは日本だけではないでしょうし、数が減ってきたのかもしれません。
UNKNOWNの家具も人から人に伝わって、永く使っていただければうれしいです。北欧の家具も同じことでしょう。でも商売として成り立つだけの商品が揃わなくなったら、他の国の家具が取って代わるのでしょうか?そのころ北欧にはどれだけの“北欧家具”が残っているのでしょうか?
「北欧のものがいい!」という価値観がブームでも買い漁りでもなく、他国の文化を尊ぶ気持ちだといいなぁと、考えています。
2009.08.23
「こまめに明かりを消す」「無駄なアイドリングをしない」なんていうエコとか環境の話になってしまうと、「木を切ってるくせに」と言われることがあります。
物でもエネルギーでもそれを作る為の材料が無くなってしまえば、当然生産がストップしてしまうので、そうなる前に材料を確保しなければなりません。
“石油”も“木”も、同じ天産物です。何も無いところから突然作り出すことは出来ないので、自然の力を借り、長い時間を必要としてやっと材料になります。しかし1億~2億年かけて作られるらしい石油は、今有る分を使い切ってしまえば終わりで、二度とは供給されません。
木は、200年もあれば充分な幅の板が取れるはずです。間伐材なら30年前後で使えるものもあるそうです。
“人の手で再生可能な天産物”木を切ってしまったらまた植えればいいんです。
200年後の家具屋が困らないように、自分が使った材料の分ぐらいはどこかに植樹できたらいいなぁと、考えています。
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